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編集長小島から「あたしのために、みんな買って(はぁと)」と告知しろ との脅迫めいたメールが届いたので告知しますが、SPORE VOL.2 がついに完成しました!3月発売予定を想定して書いた小説のストーリーが何故か夏に読まれるという酷い状況ではございますが、待たせた分だけの価値はあると思います。私はもう手にしていますが、今回はまず表紙がコーティングされ中にもカラーページが入りました。しかも本物のモデルさんを使ってのファッションページや行方のわからない「スヰス」の川井さんの小説も読めます!「あたしのために、みんな買って(はぁと)」なんて言うのはおこがましいくらい素敵な本に仕上がっているので、多くの人に手にしていただきたいと切に願っている次第でございます。いや、ほんといいっすよこの本。今回SPOREのWEBのほうも力が入っているので是非見てください。作家たちの顔も垣間見れるかもしれません。
 
SPORE VOL.2 "A Day In The Life" 7月30日発売開始
840円(税込み)
現在WEBで予約承り中
藤原緑として小説「白緑(びゃくろく)」を収録
 
SPORE VOL.1 "Minami-Life" 発売中
600円(税込み)

藤原緑として小説「そうそう」を収録
 
spore のオンラインオーダーはこちらのORDERから
 
 



 
  
 



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3月31日
 視界の8割が空で占められるこの街の細く長い坂をくだると、石垣に囲まれた城跡の桜は、まだ薄く瞼を瞑り紅に頬を上気させていた。
 
3月30日
 文章の隅々から匂い立つ萌黄の気配は僕の乾涸びた部分にどんどん浸み込むものだから、いよいよ僕は溺れそうになってやっと本から目を離し息をついた。雨音に包まれたこの部屋は夕暮れに西日をうけて走る電車のようで、満ちる穏やかな気持ちにどんどん沈み込んでしまう。やすらかに連なる心音にも似た響き。いつもは気丈な祖母が座敷でうとうと寝込むのも、決まって雨夜のことだった。畳の上にふたつみっつころがるは、三日月のような柿の種。
 
3月29日
 土に染み入る雨粒と一緒に空にはしっとりと藍色が染み込み、工事現場のクレーンは、砂場に忘れられた玩具よろしく心許ない風情。雨はどうかとふと見上げれば、そこには常夜灯のような月。
 
3月28日
 皮肉なことばかり考えていたら、素直なものの見方を忘れた。
 
3月27日
 疑う余地もないほど圧倒的な幸せに満ちているときの気持ちは、夕焼けを眺めているときの気持ちに似ている。胸がいっぱいになって泣き出してしまいそうな、玉響のもの。
 
3月26日
 絶対的で確かなものなどこの世にはないのかもしれないけれど、どこかで割り切り開き直り言い切らなくては、そこに聞くべき言葉など何もないように思える。そうだ、言い切ってしまえ。
 
 



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 サイト名 「白緑」  読み方 「びゃくろく」
 藤原が作っています。
 jade@green.le.to
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