平凡にして非凡なる日常 aitouen

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spore vol.2 は現在下記の店舗で取り扱われています。WEBでの購入に気後れする方は是非そちらのほうに足を運んでみて下さい。
 
取り扱い店舗
・ブックファースト渋谷店
・パルコブックセンター渋谷店
青山ブックセンター 本店
青山ブックセンター 六本木店
・BEAMS JAPAN 1F・6F
・BEAMS TIME 1F
・BEAMS NEWS
・Ray BEAMS 銀座店
・BEAMS 二子玉川店
・BEAMS 阿倍野店
・BEAMS 福岡店 4F
・世田谷233
・NADiff
・CLUMBON
・Gallery LE DECO
 
SPORE VOL.2 "A Day In The Life" 発売中
840円(税込み)
藤原緑として小説「白緑(びゃくろく)」を収録
 
SPORE VOL.1 "Minami-Life" 発売中
600円(税込み)

藤原緑として小説「そうそう」を収録
 
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7月22日
 
 spore VOL.3は一年の潜伏期間をおいて来月には発行できる予定です。今回は有名人多数。バックパッカーに有名なJ-WAVEでもパーソナリティを務めるロバート・ハリス、アベック・モン・マリやtokyo.soraの主演女優板谷由夏、バンド スパングルコールリリーラインの3本立てインタビュー、編集者後藤繁雄の文章、フランス人漫画家フレデリック・ボワレの作品、他にもスヰス・ド・リーム墓場(消えちゃいましたね)の川井俊夫の小説、モデルさんを使ったファッションページなど外へ向けた発信が今回特に目立ちます。今回わたしは地味に「7days,7music」というエッセイを書かせていただきました。別にわたしを抜きにしても十分力の入った本にになっていると思います。編集者のみなさまに熱い敬意を評して。えーっと・・・買ってください!発売日が決まったら詳細をまたお知らせします。
 そしてわたしの近状。仕事が無事決まりそうです。それからまぁ簡易裁判所に訴えられました。さっさと自己破産の申請をしたいところです。わたしの書いた小説が受賞し、受賞者たちの作品集という形で単行本化する予定です。エアコンがない暮らしのつらさを実感しています。何か書きたい意欲はあります。久しぶりに本を買いました。吉田修一の「長崎乱楽坂」を今更。江國香織の文章はここ最近鼻について困っています。もう暮らしも育ちもいい登場人物には飽きました。全然感情移入ができない。文章を描ける人ってとってもしあわせな人生を歩んできたか、捻じ曲がったトラウマいっぱいの人生を歩んできた(それを本人が無意識であっても)、そのどっちかなのかなぁと最近思います。それと想像力、会話のテンポ、これはわたしにとっての課題となることでしょう。だけどやっぱり何か書きたいです。鈍っている感性は重々承知の上で、それでもわたしは何かを書くことしか今のところ思いつきません。わたしはまだ3本しか小説と言う形態で綴ったことがないのですから。引出しを全部開けてしまったのなら、2つ3つそこから繋げ、新しく生まれ変わってくれれば、と思います。
 
 
 
7月14日
 
 
 
 
 
7月11日
 
すべては、僕のせいさ、あんなに無邪気だったのに
きみのほうが僕をおいて行けばいい
こんなに綺麗だった今年の夏が終わるよ
きっと、この八月を僕は思い出すだろう
それでも・・・
 
ごめんね、そうじゃないよ
おそらくきみが僕を変え、僕がきみを変えた、悲しいけれども
何かを待ってるように伝わる肩の温もり
だけど、僕はきみを引きとめたって、何も出来ないよ
もう何も・・・
 
きっと、誰からも愛されるきみの心配なんかは少しだけでいいね?
 
このまま行けばいいよ、いいから振り向いたりせず
ひとり夕暮れ時、溶けていくように
自分を責めるように、時々落とす溜め息
僕は、夏が行くのをまだしばらくはここで見ている
 
すべては僕のせいさ、あんなに無邪気だったのに
きみのほうが僕をおいて行けばいい
ごめんね、そうじゃないよ
おそらくきみが僕を変え、僕がきみを変えた、悲しいけれども
どんなに時が過ぎて、すべてをきみが忘れても
きっと、この八月を僕は覚えてるだろう
いつまでも・・・
忘れずに・・・
 
                            /きみが忘れても
 
 
 
7月8日
 
 身体の一部が腐ってきた。じゅくじゅくと腐ってきた。しょうがないのでわたしはその周りの死んだ細胞を剥がす。じゅくじゅくと腐敗がひろがってゆく。
 トイレへ行ったら血尿が出た。わりときれいな赤。尿だってたまには色も変わりたいのだろう。別に、このままでも困らない。
 就活はやっているけど一切連絡がこない。誕生日を過ぎてからだ。早く壊れてしまわないかな。この中古品。
 
 
 
7月5日
 
 わたしが開けなかった扉をきみは開いてわたしを責めた。そのいちいちがもっともで本当のことだったから、わたしは一切言葉を発しなかった。何か言葉を発すれば、それは全て別れに繋がるから。
 24時間わたしが開けなかった扉をきみは開いてわたしを抱きしめた。ぼんやりと転がって宙を見ていたわたし。何も解決せぬまま赦してもらう自分のあざとさ。きみはわたしを外へ連れ出した。
 
 いつの日か、わたしはつきあっていた人が浮気をしていることを知り、発作を起こした。渋谷のロフトの中で、言葉は膜に包まれ、身体は世界から分離され、自分の目が何を見ているのかもわからなかった。坂道の自動販売機の横で振るえる手つきで薬を飲んでいるわたしを、その人は無感情な目で見下ろしていた。
 
 きみに初めて会ったとき、わたしはしまったと思ったんだ。男の人が著しく変わる高校の3年間を女子高で過ごしたわたしにとって、未だに男の人は怖い存在だった。特にかっこいい人をわたしは恐れた。自意識が過剰すぎること、自分に対しての自信のなさ、それがわたしを卑屈にさせた。こんな人とこれから相対してゆかなければいけないことが酷くみじめに感じた。この人はモデルみたいな小さなかわいい女の子と映画のようにつきあうのだろう。ずっとそう思っていた。
 どうしてあの日、わたしはきみを口説くことができた?頭がおかしかったのではなかろうか。
 
 きみの肢体を誰かに見られるくらいなら、わたしはチェーンソーでその身体を刻みたい。しなやかなきみのフォルムを見て、わたしは本気でそう思ったんだ。そしてばらばらになったきみを抱きしめて、頚動脈を切るよ。
 
 きみの可能性を奪っているとわたしは感じている。それでもわたしはそれをやめることができない。
「握っている手の力が強すぎて、相手が痛がっていることにも気づかない」
 そういうことだ。
 
 
 
7月2日
 
 わたしが教えたの。そう、わたしが。きみは使い方がうまいね。もっときれいで若くて知的で感性の磨かれているきらきらした人を探す。
 わたしが捨てられるの。そう、わたしが。きみは残酷だね。他の子を探していると言うきみにわたしは微笑めって言うの?
 わたしの見る未来にはきみがいた。きみの見る未来にわたしはいなかった。最初に言ったことなんて、もう憶えてないよね。いいよ、言うだけ惨めになるから。途中経過。きみの人生にとってわたしはただの途中経過。
 エンドロールが流れてるの。ほら、出演者たちがきみには見える?ねぇ、きみのせいでなくしたものだってわたしにもあるよ。わたしの「逢う」ときみの「逢う」とは感情が違う。それ、わかってるよね?
 スクリーンは真っ暗になって、そして、幕。
 
 
 
6月28日
 
今日誕生日だからアンテナ上げとく。
大人気ないとか言うな。若くもないけどな。
 
 
 
6月21日
 
わたしがもっと言葉を知っていたら。
わたしにもっと取り柄があったなら。
わたしがもっと鈍感だったなら。
わたしにもっと嘘が吐けたら。
わたしがもっと素晴らしい人間であれば。
わたしにもっと希望があったなら。
わたしがもっと健全でいたならば。
わたしにもっと満ち溢れるものがあったなら。
 
わたしがもし出逢わなかったら。
わたしにもし出逢わなかったら。
 
 
 
6月12日
 
 最近はもっぱら派遣会社の登録会に行っているわけですけど、あんまりいくつも登録すると、もうどこの会社で何の仕事に登録したかもわからなくなる。昨日は午前中に渋谷のデータエントリーの仕事、午後に家電量販店の仕事の登録。なんとなく、なんとなくだけど家電量販店のほう受かりそうな気がして怖い。池袋まで出られますか?って訊かれたから、絶対ヨドバシかビックカメラだ。東京の家電量販店なんて軍隊だぜ。何で受けたんだろ。
 その足で夕方2ヶ月ぶりにクリニックへ。登録会といっても面接があるわけで、やっぱり無理矢理やる気ありげなふりとか元気で明るいなふりとかしなきゃなんない。それがまだ表情にへばりついていたのか、先生は「今日はいい顔してるじゃない」と言って危うく減薬されるところだった。いや、今はまだダメですって!これからガッツリ落ちますって!通院1年9ヶ月目にして初めて処方してほしい薬を全部指定した。ブロバリン切ってもらったけどまだ26袋も残ってる。これ効くんだけどね、効くんだけど翌朝残る。アモキサンも切って全部トフラニールに移行した。意欲、高めたいんです。面接落ちてもその度凹まない程度に。仕事が決まったら頑張れる程度に。家できちんと明るく振舞える程度に。
 
 
 
6月7日
 
 土曜日は恋人と不穏な空気になって、ダンボールを殴り飛ばしたりしてた。本質的な問題はあるのだが(わたし側に)、それに付け加え休みでも忙しくしてた恋人に構ってもらえなかったのがさみしかったらしい。今月31にもなるくせに、どんだけ構ってちゃんなんだ。
 日曜日もちょっとぎくしゃくしてたけど、夜に恋人が「外食をしよう」と言ってくれたので、小雨の中三茶の居酒屋へ。歩いているときもわたしはやっぱりぎくしゃくしてたけど、お酒が入った途端するすると言葉が出るようになる。すごいね、酒。ありがとう、酒。恋人は自分のやりたいビジョンが明確に見えていて、それに向かって進む努力もしているし、きっと出来ると思う。わたしはといえばご覧の通りで本当に困った人間だ。中学生くらいまでは目に余るくらい傲慢な自信家(でもちゃんと積極性もあった)だったのに、今となってはただのプライドの高い女になってしまった。何か裏付けしてくれるものを見つけないとな。最初は些細なことでいいから。でも居酒屋では割と素直にものを言えたように思う。三茶へ向かって歩いてるときまで行くべきか迷っていたけど、行ってよかったと思う。働くね、本当に働く。そんでいつか支えられたらって思う。まずは自分のお金でお酒を買うね。はは、本当に小さい目標だな。
 帰りには雨はやんでいて、自然に手を繋いで歩いた。でもそういうこと、わたしにとっては大事なこと。大切にしたいこと。
 
 
 
6月5日
 
 なんか、ずっと書き溜めてた映画評 ★5つで満点
 

 
★★★★★
Elephant 六月の蛇 リトルダンサー ダンサー・イン・ザ・ダーク
ピンポン アメリ シャイン サイダーハウス・ルール Undo
ショーシャンクの空に ライフ・イズ・ビューティフル ポネット
ニュー・シネマ・パラダイス バッファロー'66 バグダッド・カフェ
髪結いの亭主 蝶の舌
 
★★★★
汚れた血 春の惑い キッズ・リターン 過去のない男 夜を賭けて
活きる ズー ランダー 吉原炎上 東京日和 tokyo.sora
千と千尋の神隠し クリクリのいた夏 初恋のきた道 いつか来た道
アンドリューNDR114 ストレイト・ストーリー パパってなに?
サン・ピエールの未亡人 スモーク ブルー・イン・ザ・フェイス
大人は判ってくれない グラン・ブルー 橋の上の娘 仕立て屋の恋
ポンヌフの恋人 トレインスポッティング ピアノ・レッスン ポーラX
いまを生きる 太陽は、ぼくの瞳 静かな生活 月とキャベツ
ナビィの恋 マークスの山 フェリックスとローラ
 
★★★
蛇イチゴ パンチドランク・ラブ 踊る大走査線2 青い春 少林サッカー
耳に残るは君の歌声 徳川セックス禁止令  モンスターズ・インク
僕のスウィング いたいふたり WATER BOYS 海辺の家  ショコラ
X-MEN ワンダフルライフ アタック・ナンバーハーフ マレーナ 告発
イヴォンヌの香り オースティン パワーズ イル・ポスティーノ ジャック
ビヨンド・サイレンス クレイマー、クレイマー 聖なる嘘つき レオン
レナードの朝 二十歳の恋 パッチ・アダムス 恋する惑星 卓球温泉
ベティ・ブルー ラン・ローラ・ラン 奇人たちの晩餐会 新・スパイ大作戦
グッドモーニング、ベトナム クレイジーイングリッシュ 落下する夕方
shall we ダンス? スワロウテイル 二十歳の微熱
 
★★
少女の髪どめ コンセント 息子の部屋 blue 歓楽通り ハッシュ!
きれいなおかあさん 恋ごころ 模倣犯 インソムニア 6デイズ
キャスト アウェイ 運動靴と赤い金魚 この森で、天使はバスを降りた
グリーンマイル 海の上のピアニスト 柔らかい肌 奇跡の海
アポロ13 菊次郎の夏 スタンド・バイ・ミー ディープ・インパクト
ミッション・インポッシブル 月はどっちに出ている
 

裸足の1500マイル WASABI 偶然の恋人 マイ ワンダフル ライフ
奇跡の輝き マイ・フレンド・メモリー 不夜城 ロスト・イン・スペース
シュリ ロリータ グッド・ウィル・ハンティング イングリッシュ・ペイシェント
 
★なし
ネル フィラデルフィア フォレスト・ガンプ タイタニック アルマゲドン
硝子の塔 ゴースト 眺めのいい部屋 ツイスター
 

 
 
 
6月2日
 
 最近うまく眠れない。昨日早く起きたはずなのに今日の夜も眠れなかった。仕事のことを色々考える。これからのことを色々考える。考えるのをやめると頭の中でピアノが流れる。自分でとめることが出来ない。それを3時間くらい繰り返し、やっと浅い眠りについたと思ったら、酷いパニック発作を起こす夢をみた。しばらく夢か現か全然わからず、きっちり現状を把握するまで時間がかかった。
 わたしは怖いのだ。社会へ出てゆくことが。現実を見せられることが。うまくやれるかわからない自分が。働くことを普通の手段として捉えられる自信のない自分が。だからいつも死んでしまいたいと思うのだ。非生産的な自分を消し去りたいと思ってしまうのだ。もう、薬が必要な時期なのかもしれない。
 ほんの1時間くらい浅い眠りが訪れた。恋人の手がわたしの足を擦っている。夢だろうか、現実だろうか。その手はただ温かく、やさしかった。目が醒めると恋人はわたしの両手を握った。「とりあえず、9月まで働けばいいよ。そしたら辞めていいよ。そしてそれからまた仕事を探せばいいよ。そう考えれば少しは気が楽になるよね」わたしはただ闇雲に、決まったら働くと言っていた。不安まで口に出すのは嫌だった。わたしには出来る、わたしには出来ると言い聞かせて、勝手に折り合いのつかない自分を追いつめていた。ねぇ、どうしてそんな言葉を?どうしてわたしの不安がわかった?どうすれば人にやさしくなれるの?わたしはただありがとうと言って。いつも気づいてくれる恋人にありがとうと言って。泣きそうになるのを堪えて。
 
 
 
6月1日
 
 何で最近書くこともないくせに更新しているのかというと、ハーボットの機嫌をとっているのだ。なので今日も書く。花鳥風月?知らん。
 仕事の二次面接へ行ってきた。午前8時に家を出て、バス停の目前でバスにスルーされバカ!と毒づく。しょうがないので駅まで歩いて、またここで電車目前で乗れなかった。バカ!携帯は家に忘れるし汗は出るし喉が渇いたので、自販機でジュースを買ったらふたが開かなかった。コカコーラ社のバカ!満員の通勤電車3本も乗って目的地へ。電車の中でも社会人のバカ!と思うがこれは八つ当たり。
 二次面接というのだから何人か候補がいてみんなで面接するのかと思ったら、待ち合わせ場所(マクドナルド前)に来たのはわたし一人だった。しかも時間になっても担当が来ない。駅周辺には他にも3件マックがあって、携帯もないのでここでいいのかと非常に焦る。担当遅れてきた。1分でも遅れるなって言ったくせに不安にさせやがって!そんで派遣会社の本社で面接してきたんですけど、面接っていうより顔合わせみたいな感じでちょっと待ってと思った。研修は3ヶ月くらいです(これはいい)、とか、勤務はシフト制で希望は出せません(え?)、とか、週に1度くらい色んな研修があるので早出があります(まあ!)、とか、残業は毎日あって帰れるのは9時半から10時くらいです。時々11時もあります(はい?)、とか、年末年始の業務は大晦日まで働いて元旦から出勤です(バカ!)、とかもう話聞いただけで辞めたくなった。もちろんお盆休みとかもってのほか。計算したら手取り30万くらい働かされるよ!そんなにいらないー。もっと質素でいいから早く帰りたいー。あー・・・落ちねぇかな・・・。
 
 
 
5月31日
 
 blogやmixiに手を出したら、なんかここっていらないんじゃないかと思えてきた。仙台にいたときからだからもう5年もサイトやってる。人生の6分の1。うえー。
 明日は冬物のスーツを着て面接に行かなきゃなんない。首からタオルかけてったら落とされるだろうか。明日面接するドコモショップは毎日客が1000人は来ると言われている。しかもフロアマネージャーだから1000人来たら1000人全員と話をしなければならない。一次面接のときに「仕事で泣かされたことありますか?」って訊かれた。「ないです」と答えたけど、えええそれって!FOMAとかも全然わからない。最近の携帯は機能多すぎ。もういいじゃん。いらないよ。
 恋人は社会に屈して髪を切った。別に変じゃないと思うけど、大好きなもみあげがなくなって本人は落ち込んでいる。夏なんだからいいじゃない。わたしだって深津絵里みたいな顔だったら絶対ベリーショートにするのに。
 2ヶ月クリニックへ行ってない。薬も余ってるやつ飲んだり飲まなかったり。やーもしかしてわたしなんちゃって鬱だったんじゃないかしら、と思うけど、仕事始めたらやっぱりないと困るかも。大体いつも気負いすぎなんだ。仕事が出来るわけでもないくせに。
 これからそのドコモショップを視察に行ってきます。あちーしめんどくせーけど。
 
 
 
5月27日
 
 抜群に疲れた。子供を育てるってすっごいパワフルじゃなきゃいけない。本気で腹を立ててもいけない。飴と鞭の使い分けが重要っぽい。わたしのことなんて呼ぶのかな、と思ったら「お姫しゃん」と呼ばれた。フレアスカートを指差して言っていたが、それは見なかったことにしよう。5年ぶりに会った友達には「全然変わってないね」と言われた。気を良くした。夜遅くに帰ってきた恋人を友達の娘にお出迎えさせた。「パパ、おかえりなしゃい」恋人は困っていた。
 
 4つ応募した小説の中の3つ目までの審査結果がきた。1つ目の愛知出版に送った「海へ出た」は入選だった。優秀賞4編、佳作7編、入賞20編。まぁ妥当というかなんというか。2つ目も愛知出版で、「超短編小説」に「白猫」という作品を送った。結果は佳作。名前が載った。そんで新風舎に送った「海へ出た」は2次審査まで通ってはいたが、入選はしなかった。フィクション部門には過去最多の2824作品の応募があったようだ。最優秀賞1編、優秀賞5編、激励賞20編。なかなか厳しいものだな、と再確認。が、今日新風舎からまた封書が届き、共同出版したいので一度お会いしてお話をさせていただきたい、との旨。本を出すつもりはないが、きちんと作品への審査コメントが送られてきた。以下そのコメント。
 
 シンプルな文章で、さっぱりとした短編小説に上手くまとまっています。海というモチーフと二人のイメージが、見事にマッチしていると思いました。書き出しから興味を惹きつけられ、作品世界へとぐいぐいと読み手の心を誘う、力強さを感じます。
 「海」に対する「私」のこだわりが描かれていて、大変面白く感じました。単に「好き」と言わず「好ましく思っている」と言うところや、「身を置きたいと思ってしまう」という表現の中に、貴志への愛だけでなく、逆に貴志から「私」への愛の形も見て取ることが出来ます。軽い表現の中にも、二人の心の奥を垣間見ることができました。
 文章がリズムに乗っているので、すらすらと読み進むことが出来ます。若者らしい表現が、とくに同世代の人たちの共感を呼ぶことでしょう。
 
 まぁ、向こうは出版をしてもらいたいのだから、これっくらい褒めてくれるものなんだろうけど、自分の作品に対する客観的なコメントはやっぱりうれしい。本を出しちゃおうか、という気になるのもわかる。いや、出さないけど。そう思うと「spore」はなんていい媒体なんだろう。来月あたりにはvol.3が出る予定。
 
 
 
5月25日
 
 22日は飲んだ。16時〜3時の11時間。日本酒一升瓶空けて、キリンビール、バス ペールエール、韓国マッコリ、赤ワイン・・・つまみも4品作った。話はやっぱりほとんどを恋人に持っていかれたが、友達はわたしのわからないことをちゃんと説明してくれた。音楽は、くるり・中村一義・syrup16gを中心に、「僕が旅に出る理由は 全部で100個くらいあって♪・・・僕には旅に出る理由なんて何ひとつない・・・って岸田どないやねーん!」と突っ込んだり、友達は岸田くんの眼鏡が欲しいと言っていた。どうせ5つくらい持ってんやろって。途中でわたしは泣きながら(最近お酒を飲むと泣く。あまりよくない)恋人に食ってかかったけれども、友達は間に入ってわたしたちの手を握り、それはすごく温かかった。やさしくできるってこういうことなんだろうと思った。わたしは部屋の中でも転び、ふくらはぎから背中にかけてと腕にも青痣を作った。頭ははっきりしてるのに身体が言うことをきかない。恋人は自分の部屋で友達に書物自慢をしていた。今まで誰にも見向きされなかった本たちが価値のあるものになったようだ。わたしはわからんけどよかったねぇ、と思った。本と音楽と映画。その話題は尽きなかった。沈黙がどこにもなかった。それは体力を使うことだったけれども、すごく楽しかった。webで知り合ったわたしたちがwebの話をしなくともよかった。東京に住みなよ、と勝手なことを何回も言った。最後に恋人がナンバガのDVDをかけた。友達は多分興味ないのだけど無理矢理観せていた。向井の眼鏡がヤラしい言ってた。恋人は相変わらず見えないギターやベースを弾いていた。もう慣れたけどそれおかしい。
 次の日身体全然動かんかった。恋人と友達は起きて洗い物とかしてんのに、全然手伝われんかった。ごめんーと思いながら布団かぶってた。ちょっとだけ飲みすぎたわ、ちょっとだけな。明日は仙台の友達が泊まりに来る。2歳の娘を連れて来る。暴れたり号泣したりするらしい。はは、どうしよ。
 
 
 
5月21日
 
 もう楽しいことしか考えないぜ、なんてわたしらしくないことをちょっと本気で思ったりするのだよ。
 明日はうちにお客様が来るので飲むぜってなモードで、恋人がネットで注文した日本酒がさっき届いた。どうも少し開栓しておくと風味が増すらしく、今一升瓶を開けっ放しで冷蔵庫の前に置いているのだが、間違って蹴っ飛ばしたりしたらすごく怒られるのだろうな・・・。客人も酒飲みで、午後4時に来るとかすごい気合いの入れようなのだけど、前回来たときは午後2時から飲んでて恋人が帰ってきた頃にはわたしはただの酔っ払いだった。思い出したくもないけど客人の帰ったあとが更に酷かった。今回あの状況は避けたい。恋人も前回会ったときにその子を気に入ったらしく、明日はちゃんともてなそうとお互い料理2品ずつ作ることにした。ただ話を全部恋人に持っていかれそうで怖い。前回もユリイカの話とかもっとマイナーな話もしていて全然ついていけなかった。アホみたいにぽかーんとしていた。文学少女じゃなかったことが悔やまれる。知ってるふりくらいはしたいものだ。音楽はレディオヘッドの「KID A」をかけようと思う。が、レディオヘッドにいまいちピンとこないわたしは音楽の話でも2人においていかれそうだなあ。
 職務経歴書が無事見つかったので、月曜火曜と面接を入れた。携帯ショップの窓口。そこのお姉さんになりたい。来月になるとひとつ歳をとり資格から外れるので今のうちに決めておきたい。もう一度言うが、窓口の「お姉さん」になりたいのだ。お姉さんじゃなきゃ嫌だ。ダメだったらヤクルトのおばさんとかになるしかないのか。生保のおばさんとか。ああ・・・嫌だな。
 
 
 
5月18日
 
 恋人の申し訳なさそうにしてる顔が好きだなあ、と今日思った。
 今日はちょっと本読んで、洗濯物を干してまた洗濯して、お母さんに電話かけて(わたしの忘れていったマシェリが臭いから送ると言われた。何〜!)、買物行ってご飯炊いて浅漬けと味噌汁とトマト&アボガドのサラダ作って、恋人が帰ってきたらシャワー浴びている間に秋刀魚焼いて、もう完璧じゃないスか。とひとりご満悦で更新してるんですけど、仕事、いい加減決めないと主婦能力ばかり高まってく気がするんですよ。こう、外に向けたものがないって言うかね。華々しさが欠けてるというか。で、履歴書を書かないといけないわけなんですけど、わたしの職務経歴が履歴書に収まる数じゃないんですよね。それで今までエクセルで作った職務経歴書を印刷して持っていってたんですけど、久しぶりに探したらなんとPCから跡形もなく消えているじゃないですか!ぎゃー!いや、皆さんは(もう一度作ればいいじゃん)て思うかもしれませんけど、19から働いたりフリーターだったりしてたわたし、憶えてないんですよ自分が何やってたとか会社名とか。そして致命的なのは、わたしエクセル使えません!昔人に作ってもらったのを大事にとっておいたんです!ああまいったなあ。今からエクセルの勉強とかしなくちゃいけないのかしら。ていうかエクセル使えないて。こんなどうしようもない人間を雇ってくれるところ、あるんスかね。
 
 
 
5月12日
 
 昨日会議が早く終わって5時過ぎに帰ってきた恋人とベッドでごろごろえろえろ(というフレーズを出会い系サイトのサクラのバイトをやっていたときに使った)しながら話をしていたら、モテ期の話になった。恋人は今がモテ期でわたしと付き合ってる間にもモテてて、聞いたときにはほえーとか思って自分のモテ期はいつだったかしらと考えてみたのだけど、実際あんまりモテてない。「やらせろ」とか言われた時期はあったけどそれはモテじゃない。だからなんか、ああ負けたな、と思って気づいたら8時になっていた。
 一昨日恋人のお母さんが野菜を送ってくれたのと、スマスマを見たおかげでカレーを作った。玉葱をみじん切りしてバターで炒め、にんじん、じゃがいも、ピーマン、トマトの缶詰、鶏肉、ターメリック、ガラムマサラを入れてぐつぐつ煮込んだ。恋人は風邪をひいてて「元気になりたいからにんにくを入れたい」と言って自らすりおろしてくれた。食べたら案外美味しくて(カレーを失敗することはまずないと思うけど)ふたりで「美味しいね」と言いながらビールと一緒に食した。
 食後、本を読んだり音楽を聴いたりネットをしたりして、午前1時頃寝たのだけど、聞いたときはほえーだった話がわたしの中でどんどん大きくなっているのに気づいた。隣に恋人はいるのになんだか遠く感じて胸が痛んだ。片耳を枕に押し付けると自分の鼓動が聞こえた。久しぶりの動悸だった。この人はどうしてわたしと付き合っているのだろう。そう思ったら居たたまれなくなった。
 ベッドを抜け出し自分の部屋へ行く。煙草を一本吸い、床に転がっても動悸は止まない。くそっと声に出した。レキソタンもセルシンも飲みたくなかった。薬なんて飲まなくても平気だって思いたかった。恋人には色んな選択肢があったのだ。そしてきっとこれからもある。「恋人」というものを傍に置かない選択肢だって。思えばわたしが今まで付き合ってきた人は、わたしには少しもったいないような人だった。でも、それは少しだったのだ。その頃のわたしには多少の自信があったから。だけど今はそれがない。自分の風貌を映す度にうんざりする。太っているわたし。おかしな髪型のわたし。歳をとってゆくわたし。どうして人を好きになったりするのだろう、と思った。どうしてあの人はわたしと付き合っているのだろう、と思った。くそっ。絶対薬なんか飲まない。動悸が止むまで待ってやる。時間はいくらでもあるのだから。最後に見た時計は午前3時半だった。
 ドアのノックされる音で目が醒める。午前6時。んぁ、と寝ぼけた声を出し、はい、と返事するとドアの向こうに恋人が立っていた。「どうしたの?」と訊くと「なんでこっちにいるの?」と訊かれた。「ちょっと動悸がして」「動悸?」一緒にベッドへ戻った。恋人はわたしの身体に手を添えて、「アホな話した所為だね」と言った。アホじゃない。全然アホじゃない。わたしがあまりにも知らなかっただけだ。無頓着だっただけだ。恋人はモテて当たり前だった。わたしが見ようとしなかっただけだ。色んなものを持っている恋人を。何も持っていなかった自分を。ご飯を食べたときに必ず「美味しい」と言ってくれる恋人。お弁当を持ってゆくときに必ず「ありがとう」と言ってくれる恋人。玄関を出る前の抱擁とキス。恋人は完璧だった。少なくともわたしにとっては。
 午前8時20分。恋人が起きる。「会社休みたい」と呟く声が聴こえる。ああ、また足をひっぱってしまったな、と思う。お弁当を渡して玄関で「ごめんね」と言った。恋人は知らないふりをして「ん?」と振り向く。「寝不足にさせて・・・」恋人は気にしていない風を装う。いつものように「行ってきます」と手を振る。ほら、完璧じゃないか。
 今日は早く眠りましょう、もう邪魔はしないから。あなたの寝息が聴こえたら、わたしもゆっくり目を閉じるから。
 
最近読んだ本
 龍宮 川上弘美
 光ってみえるもの、あれは 川上弘美
 ユリイカ 川上弘美読本
 いつか記憶からこぼれおちるとしても 江國香織
 号泣する準備はできていた 江國香織
 海辺のカフカ(上・下) 村上春樹
 楽園 エルヴェ・ギベール
 蹴りたい背中 綿矢りさ
 蛇にピアス 金原ひとみ
 エンジェル エンジェル エンジェル 梨木香歩
 
読みかけの本
 嘔吐 J.P.サルトル
 太陽は笑っている 後藤繁雄
 物語の作り方 ガルシア・マルケス
 ぼくの命を救ってくれなかった友へ エルヴェ・ギベール
 ZOO 乙一
 
 
 
5月6日
 
 嫌なことを思い出してしまった対処法をわたしは知らなくて、一生懸命webを見てみたけれど、それはコーヒーに入れたクリームみたいに時間が経つにつれ満遍なく心の中を覆ってゆき、一向に気分が冴えない。柏餅でも買えばよかったんだ。昨日、柏餅でも。
 しばらく更新していなかった所為で友達はわたしが死んだんだと思って怖くて電話もメールもできなかったそうだ。昨日デニーズで恋人が「本当に首吊るつもりだったの?」と笑いながら訊いた。もう吊る場所の目安までつけていたのだから笑い事ではないよ、と思ったけれどわたしも笑った。鷺沢萠が首吊り自殺をした、という新聞の記事を読んで、やっぱり首吊りだ、と思ったわたしは布団に包まりながら遺書には何を書くか、誰に書くか、やっぱりPCのメモ帳のタイトルに「遺書」とつけて電源を落とさずに死ぬっていうのが一番いいかな、とか詳細まで想像して時間をやり過ごした。自筆では最後まで書く自信がない。それで5年分の日記やら写真やら書きかけのテキストやらが出てきて、それを親が本とかで出版したら面白いな、そんな親嫌だけど、とか考えて、最初の鷺沢萠のご冥福を祈るでもなくくだらない妄想を狭い範囲で限りなく膨らませていた。弟に「姉ちゃん気をしっかり持ってね」などと言われる姉。「緑はんーっと可哀想なんだっけぇ」と祖父母にぼやかせる孫。得意の可哀想アピールをしなくても身内にまでそんなことを言わしめるくらい可哀想オーラは出ていたのか。多分彼らには「東京で暮らす」=「苦労して可哀想」みたいな公式があるのだろう。友達は東京に住んでいることを羨ましがるのだから、やはり身内の情なのだ。
 実家にいるときに一度だけ仙台の中心部へ行った。友達の仕事が終わるまで一杯1155円のコーヒーを飲み、なんとなく優雅な気分になっていた。それから駅裏で少し飲み、そのまま北のほうの友達の実家へ泊まった。次の日も友達は仕事で朝早く出て行ったがわたしは人の家で惰眠を貪り、10時頃「おはようございます」と居間に顔を出すと、あーちゃんがいた。あーちゃんとは友達の子供で2歳になったばかりの女の子だ。特に子供好きでもないが、することもないので観察していると隣の襖からちらちらこちらを見ている。人見知りしているようだ。傍にボタンを押すと音楽が流れる絵本があったので「春が来た」を押してみると、あーちゃんは反応してその本を取りに来た。そしてまた同じ曲のボタンを押し、歌詞の書いてあるページを開き、むにゃむにゃと歌っている。曲が終わると違う曲のボタンを押し、また歌詞の書いてあるページを繰り歌う。実はわたしは最初まぐれでページが開かれたと思っていた。でも2度目で違うことがわかった。あーちゃんはちゃんと分かって開いているのだ。2歳なのに賢いなぁ、それとも普通の2歳児はそれくらいできて当たり前なものか。判断が付きかねる。その後あーちゃんは小さい順からぬいぐるみを持ってきて、どんどんわたしの手元に置いた。「かわいいね」と言うとにこりと笑った。本当は柔らかそうな白い肌に薄紅色の頬を持った長い睫毛のあーちゃんがかわいかったのだけど。これくらいかわいければ育児日記とか書く人の気持ちもわかるな、自分の子供だったら尚更かわいいのかしら、と思ったけれども、人に虐待とかしそうと言われるようなわたしは人の子供をちょっと弄くるくらいでちょうどいいのかもしれない。
 なんでこんなことをぐだぐだと書いているのかというと、冒頭で言った嫌な気分が消えないからだ。だから気分を変えようとしてみたのだけど、なんだかダメだったみたいだ。シャワーを浴びてこようと思う。全部きれいさっぱり排水溝にでも流されればいいんだ。
 
 
 
5月4日
 
 「お母さん」と心の中で呟くと泣きそうになる。わたしは4月10日から昨日までお母さんのところにいた。実家と書いてもいいのだけど、仙台の中心部から20キロ離れた郊外に家を建てた母のところへゆくのは初めてだった。高台にあるこの分譲住宅地は家の数より空き地のほうがまだ多く、毎日のように強い風が吹く。わたしが仙台の中心部へ行ったのは一度だけで、あとはひとり部屋に篭って本を読んだり泣いたりして暮らした。お母さんは何も言わず、布団の中で嗚咽をもらしているわたしの髪を撫でたり、泣き腫らした目でぼんやりと庭を見ながらたばこを吸っているわたしに甘く煮付けたお菓子をくれたりした。温かいものが喉の奥に流し込まれるとき、甘いものが口の中で溶けるとき、わたしは必ず涙をこぼした。わたしはまるで子供でお母さんの恋人が来れば部屋から一歩も出ず、一緒にご飯を食べるときも泣きながら「いらない」「嫌だ」と首を振り続けた。お母さんのたのしそうに笑う声が聴こえる。わたしはお母さんをそんな風に笑わせてあげられないことが悲しくて、また泣いた。この家はお母さんと恋人の家だ。
 しばらく指輪を外していた。恋人とうまくいってないのは帰る前から明白で、そのことが頭の中の空白の時間のほとんどを占めた。本を読んでいるときだけがその思考から解放される唯一の時間だった。メールでも電話でも話は二転三転し、それでももう9割決まっているみたいな会話だった。だけどわたしは残りの1割に賭けたかった。しばらく何も装飾されなかった右手。そこに銀色の輪をはめ、わたしは東京に戻ってきた。久しぶりの恋人との再会。いや、そのときは恋人とは呼べなかったかもしれない。彼の右手からは指輪が外されていた。顔をよく見られなかった。ちょっと笑うと彼は何?と尋ねた。いや、わかりやすいなぁと思って。そう言って薬指を指差すと、彼もああ、と言って少し笑った。ご飯どうしようか。隣の焼き鳥屋に行かない?彼はいいよ、と言ってふたりで出かけた。何を話しただろう。わたしの選択肢についてと彼の選択肢について。残りの1割の話。久しぶりの日本酒。わたしは薬指をさしながらもう一度指輪をはめてほしいと言った。彼は笑って小さく頷いた。キスすること、抱き合うこと、全てが久しぶりでわたしは少し緊張していたかもしれない。でもそれは知らない身体ではなく慣れ親しんだ恋人のものだった。そんな簡単に忘れられるものではなかった。好きだと思った。強く思った。なくしたくないから一生懸命に生きようと思った。恋人と呼べる時間がどのくらいあるのかはわからない。それでも、今日はそれでも恋人の右手には銀の光があった。
 
   
 



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