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 薄暗い部屋で僕はぼんやりと緑色に光った液晶画面を眺めている。何を思うでもなく一定の時間が過ぎるのを待ち留守録のボタンを押す。最初からプログラムされていたみたいに。
 キミは気づいているはずだ。明らかに避けていることを。だから留守録にメッセージを残さないんだろ?キミは僕に重たい気持ちを喋り過ぎたよ。独占欲なんて今は見たくない。 他人のも自分のもうんざりだ。今まで通り適当に遊んでいなよ。恩着せがましく僕一人だとか言うなよ。悪いけど割り切って利用する気にもなれないんだ。利用してやれたらどんなにいいかって自分でも思うけどさ。
 
 束縛の重さが傾いてしまったらあとは崩れるだけ。だから僕は淡白なふりをする。
 






























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